四分間のピアニスト
私は時間ができた時、
一人でよく映画を観に行きます。
銀座のシネスイッチは大好きな映画館。
涙腺も弱いし、すぐ感情的になるので、(;へ:)
思う存分泣けるこの映画館は本当に落ち着く安らぎの場所です。
今日も行ってきました。
以前から観に行こうと思っていた、
「四分間のピアニスト」
想像以上に良かった☆☆
ストーリーは、
ピアノ教師として刑務所に勤務しているクリューガーは、
問題児とされている少女・ジェニーの類まれなる才能を見抜く。
それを花開かせることこそが
残り少ない自分の人生の使命と考え、
所長を説得して特別レッスンを始める。
全てのものに牙をむき、自らを傷つけようとするジェニーだったが、
自分と同じ孤独を抱えるクリューガーの情熱に
いつしか心を開いていくが・・・・・・
ラストシーンの4分間・・・
素晴らしかった・・・
主人公が、自分の価値というものを、
初めて実感する一瞬。
私は・・・
幼い頃、本格的にピアノを習っていました。
小さいころの思い出は1/3ぐらいは
ピアノに関する思い出かも知れません。
ピアノとエレクトーンに週4回通い、
一日3時間以上は練習に費やし、コンクールに出て、
試験を受け、という感じでした。
クラシックギターをずっと続けている叔母が
毎日練習を見てくれました。
先生に怒られるのが嫌で、練習が嫌で、
コンクールのプレッシャーが嫌で
競争が嫌で・・・泣きわめいて暴れたりもしました。
でも、
「そんなら、やめてしまえ!!!!」
と叱られた次の日には、
「おやつ食べ終わったら、ピアノの練習しょ~な。」
と言って練習をいつも傍で見てくれました。
忘れもしない、私が中学1年生の時、
祖母が足が痛いのを無理して私のピアノを聴きに来てくれました。
ショパンの「革命のエチュード」を弾き終わって
祖母の方を見ると、
涙を流して、うなずきながら
「良かった・・・」
と言ってくれました。
人を感動させることは、
本当に素晴らしいことなんだと初めて実感した瞬間でした。
今、モーツアルトを聞いて、ショパンを聞いて、
涙を流すことができる
この感覚を与えてくれた叔母に感謝します。
あの時習った、
人前で表現する感覚、美しい芸術に触れる時の感情、
そして、
芸術に感動する心を育ててくれた叔母に
心から感謝する気持ちになりました☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚
是非、ピアノを習っていた方、そして興味がある方、
この映画はお勧めです。
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コメント
ゆきさん 人に歴史あり・・・ですね
ゆきさんの事少しだけわかったような気がします
がんばり屋さんで負けず嫌いな感じかな
俺なんかが言うのはおおきなお世話かもだけど
もうほんのちょっとだけちからを抜いて
自分に優しく 時にはスローライフでゆきさん自身を大切にしてください
影ながら応援してます
投稿: 茅ヶ崎サーファー | 2008年1月20日 (日) 22時51分
>茅ヶ崎サーファー様
コメントありがとうございます。
最近、いろいろあってちょっと落ち込み気味でした。。。
なので、茅ヶ崎サーファーさんの
「もうほんのちょっとだけちからを抜いて
自分に優しく 時にはスローライフでゆきさん自身を大切にしてください」
にジーンと来ました・・・
ありがとうございました。
投稿: yuki | 2008年1月27日 (日) 10時57分